ブックタイトルLWL vol.4

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概要

LWL vol.4

LIVING WELLNESS IN LUXURY一流人の生活美学真のラグジュアリーな暮らしとは。数多くの豊かな生活や人生を知り自らも豊かな生活を送る一流人が語る。蟹瀬 誠一 Kanise Seiichi米AP 通信社記者、仏AFP 通信社記者、米『TIME』誌特派員を経て、1991年にTBS『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。文化放送「蟹瀬誠一、ネクスト」のパーソナリティ、『経済討論バトル頂上決戦』(朝日ニュースター)『賢者の選択(』BS朝日)などのキャスターを務め、現在は経済番組「マネーの羅針盤」(テレビ東京)などに出演。またカンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境NPO 理事としても活躍。2004 年から明治大学文学部教授、2008 年から同大学国際日本学部長を務める。現在、同大学国際日本学教授。その道にある冬の兆しや春の萌芽に目を止め、感じることが私にとっては有意義な時間の過ごし方なのです。テーブルウェア好きな妻にとっても、軽井沢の家で、そこに合ったテーブルウェアを見つけていく楽しみができましたし、2 人で、常日頃から趣味であるアートをコレクションしたり、飾ったりしながら生活の楽しみが増えました。家は一生かけて作っていくものと言われるように少しずつ、本当に気に入った家具だけを吟味しながら増やしたり間引いたりしています。本当に気に入ったものを、価値のあるものだけを一つひとつ増やしていくという豊かな時間を手に入れたと思います。軽井沢は、皇族から財・政界、経済界の人たちが一斉に集う珍しい場所です。夏、盛んに行われるホームパーティーやゴルフ場などで、こうした滅多に会えない人たちと偶然顔を合わせることもあります。そこでは肩書きに関わりなく“ネクタイを外した”対等な関係でいられ、友人となり、新しい人脈に出会うこともあります。肩書きや収入を超えた、価値ある時間が過ごせるのです。年収7万5千ドルまでは収入に比例してある程度上昇し、それ以上になると必ずしも比例しなくなるという幸福度の調査結果がありますが、そこで思うのは、収入に関わらず幸福とは「本物に触れること」「絶対的な価値に触れる時間」によってもたらされるのではないかということ。東京と軽井沢を拠点にする生活を通じて、いっそう本物や絶対的価値のあるものに気づきそこに近づけたことは何より財産であると実感しています。るという幸福8